人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

2021-05-27から1日間の記事一覧

まほろばの月  十四章

冬の日の短さは実に好都合だった。闇夜にあってこそ真価が発揮出来る彼等は自分のゾーンに入ったと言わんばかりに、今までとは打って変わって勇ましく動き出した。 今夜中に白黒はっきり着ける。この心意気は自ずと三人の共通の目的となっていた。その中でも…

マネーの鳥 「生活費」

司会Y「その男は、嘗て華々しく事業を展開し、数億円の年商を上げていました、 その頃の彼ならば間違いなく鳥側の席に坐っていたでしょう、 そんな彼が何故このような場に出て来たのでしょうか? そして一体鳥達 に何を訴えようと言うのでしょうか?」 生活…