人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

hとsの悲劇 参幕 ─契り─

f:id:SAGA135:20210124231751j:plain

 

 高校三年生になっても二人は相変わらずの相思相愛で楽しい毎日を送っていた。

結局二人は三年間同じクラスになる事はなかったがそれが幸いだったと思う。もし同じクラスであったなら勉強もろくに手に就かず周りからも色々と干渉されたに違いない。二人の性格上そういうのはあまり好きではなかった。

相変わらずの昼休みの逢引き、週末のデート、それぞれのプライベートと結構忙しかったが充実した日々であった。

だが三年生ともなるとお互い進路を考えなければならない、hは色々と迷ったあげく結局は大学に進学する方向で思案した。sもそうする事にした。

秋以降は特に勉学に勤しみそれからは逢う機会も自然と少なくなる。

そんななか二年生の頃海水浴に行ったメンバーでお別れ会をしようとの提案があった。

既に修学旅行も終わったのに何故そんな事をするのかと不思議な気持ちに駆られたがどちらかと言うとhもsも乗り気ではあったので快く承諾する。

一泊二日で行く事になったがバイトで稼いだ金があったらしく旅費も安かったのでみんな意気揚々として出発。電車で約1時間半の隣県の温泉地であった。そこは如何にも温泉地といった感じで花鳥風月、色鮮やかな紅葉の樹々に風情のある宿、やたら愛想のいい地元の人達等、それら視界に入って来るもの全てが心を癒やしてくれた。

まずは辺りをみんなで散策し語らいそして温泉に浸かった。男女別浴だったがお互いに「湯加減はどう?」とか「気持ちいい?」とか声を掛け合って楽しんだ。

心身ともにさっぱりして夕飯に赴いたんだがそこにはまた豪勢な山海の幸が参列していてhは好物の魚や蟹ばかりを頬張る。本当に美味しい、旨い、高校生が食べるには贅沢な程であった。

その後みんなでゲームをしたりカラオケをしたりして大いにはしゃいで遊んだ。

晩11時頃みんなは床に就き始める。暫くするとhは男の部屋のドアが静かに音も立てずに開かれるのを察知した。それはsであった。思わず廊下に出て「どうしたの?」と聞くと「眠れないの」と言う。二人はちょっと話をしたあと示し合わせたように空いている部屋を探してそれを見つける。中に入ってお互い目を見つめ合わせた刹那、何も喋らないままsは目を閉じている。

hはsの唇に接吻した。実に甘く芳醇な香りが立ち込める。

hは初めての経験だったのでどうすればいいのか分からない、するとsは「好きなようにして」と耳許で囁く。取り合えずsの服を脱がせた。張りがあって白く美しく均整のとれた身体(からだ)、しなやかな指先、男を昂奮させる下着がhの眼前に拡がっている。sは見るからに美顔であったがここまで全てが綺麗な身体という事をhは改めて知った。hは思わずブラジャーを外し思い切り乳房にしゃぶりついた。弾力のある乳房は上下左右に揺れ乳首に吸いつくと甘い苺のような味がする。sは「もっと触って」と甘い声で囁く。乳房を舐めながらhの手は自然と下半身へと導かれおもむろにsのパンティーを下ろした。そして「ここよ、ここ」とsが言う。そこにはこの世の天国とも云えるようなhが初めて見る正にエロティシズムな光景があった。

そこを思う存分舐め尽くす、ふくよかな太股を揉み込みながら舐め尽くす、既にhの一物はビンビンに勃っていたがそれをsが一生懸命舐めてくれる、hはsのあそこを愛撫したり指を入れたり欲望の向くままに貪った。sの喘ぎ声が聞こえる。二人は流線形に絡み契りを交わした。

hはめちゃくちゃ気持ち良くなり感動していたがsが少し悲しげな面持ちに見えたのは杞憂なのだろうか。

そして二人は誰に気づかれる事もなくその部屋を後にした。

一泊二日の旅も終わり進学に向けて勉学に勤しみ違う大学ではあるが二人は入試試験に合格した。

 

  

\3箱購入で1箱タダ★5,400円OFFクーポンあり!/楽天年間ランキング3年連続食品1位&楽天グルメ大賞カニ部門累計5回受賞!【お刺身OK】カット生ずわい蟹700g(総重量約1kg)カニ かに 蟹

価格:5,400円
(2021/1/24 23:46時点)
感想(12759件)