黒いドレスの女
これも80年代後半の邦画なんやけどこの頃はおもろい映画が結構多かった気がするな~。俺は元々ヤクザ映画(任侠映画) は好きな方だがこの映画は本式のヤクザ映画ではなくヤクザがようけ出て来るというだけでヤクザ映画に興味がない人も楽しめるとは思う。
あらすじとしては大手企業の汚職の証拠資料の入ったフロッピーディスク(懐かしい響き😉)を持つ主人公の朝吹レイ子(原田知世)がヤクザに追わる事になり行きずりで頼る事になるバーのマスター(永島敏行)と、これまた訳ありで組織に追われてるヤクザの庄司(菅原文太)なんだがこれらの事情が偶然なのか必然なのか複雑に絡み合うストーリーがおもろい。
まずこの映画全般を通して台詞回しや演出が余りにもシブくてキザ過と(笑)今の時代にはウケないかもしれんがそれがまたおもろいと ! 冒頭で出て来るヤクザ役の藤タカシ(Mバンドボーカル)が高速道路を走ってるんだがそこを歩いてたレイ子にいきなり「何やってんだー?」そぼ言い方がキザ過ぎる(笑)
次にバーのマスターである永島敏行がヤクザにボッコボコにされてる裏ではレイ子は一人でディスコに踊りに行くんだが如何にも当時のディスコを思わせるような激しく踊ってる人々に時代の流れを感じる(*´▽`*) その時のBGMがPINKのSCANNER、この曲がまたええねん! こういう曲こそ何時までも語り継がれて欲しいもんやでな~ 😃 https://www.youtube.com/watch?v=TOIr4ASRguY
そしてみんな段々深みに堕ちて行くんだが最後は・・・ま、ネタバレになるし論より証拠、百聞は一見に如かずという事で。
俺的には昭和の名作の一つに入るな~ 😉
価格:4,980円 |