人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

北斗の拳に学ぶ人生観

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 前回までは北斗の拳のおかしな点等を挙げて来ましたが今回は反対に学ぶ点、勉強になる点、感動するシーン、と良い点を幾つか挙紹介して行きたいと思います。

たかが漫画、アニメで何言ってるんだとお思いになる方もいるとは思いますが、されどアニメで結構いい所もあるんですよね。

そんな北斗好きな自分にとっても少なからず影響を受けた所を紹介します。

 

まずケンシロウは強い

これは言うまでもない事なんですけどとにかくケンシロウは強いんです。パチンコでは弱いですが(笑)

勿論北斗神拳の正統継承者ですから強いのは当たり前なんですが、他のアニメと比べて欲しいのです。

例えばキン肉マンキン肉マンも確かに強いですけど最初から強い訳ではありません。

試合でもだいたい始めはやられるだけやられて最後に逆転するパターンが多いと思います。

別にそういう勝ち方でもいいのですが自分としてはもうちょっとでも最初から互角の闘い方をして欲しいものでした。

これは聖闘士星矢でも全く同じ構図なんですね。

最終的に勝つ事が分かっていても見ていてしんどくなって来ます(笑)

それに引き換えケンシロウは始めからある程度互角の勝負をしている、或いは圧倒的な強さを見せつけて楽勝すると。

それでは面白くないという方もおられるでしょう。確かに人それぞれで構わないのですが、自分はこの圧倒的な強さ、痛快感が好きでしたね。

実に頼もしい限りです 😉

 

シュウの真の人間愛

南斗白鷺拳、仁の星の宿命を背負うシュウ。

第65話でこのシュウがサウザーに聖帝十字陵のてっぺんを背負わされて足を怪我しながらも一歩づつ歩いて行くシーンです。

ここで南斗の同門リゾがサウザーに「せめて包帯を巻かせてくれ」と願い出ます。

しかしサウザーは「やってもいいがお前の家族がどうなっても知らん」などと脅しをかけます。やむを得ずリゾは断念しますがその時シュウは

「ありがとうリゾ、その気持ちだけで十分だ」そして

「皆も訊くがよい、今動く事はない、お前達の中にある心が動いただけで十分だ!」

と言い放ちます。このシーンを見る度に泣きが入ります 😂

稚拙かもしれませんがクソ下らないラブストーリーなどよりもよっぽど泣けます。

これこそが真のヒューマニズムと思いますね。

自分としては北斗の拳で一番感動するシーンであり、亦、今の世の中には無くなってしまったものでもないでしょうか。

勿論シュウの息子がケンシロウを助けた所も泣けます。

 

そしてこの後北斗三兄弟が一同に集結する訳ですが、これにもトキは無論ラオウケンシロウへの兄弟愛が感じられます。

 

   

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聖帝十字陵のてっぺんを背負いながら歩みを進めるシュウ

 

いや~感動しますね 😉

シュウ親子には生きてケンシロウの闘いを最後まで見届けて欲しかったです。

 

まだ他にも多々ありますがまたの機会に紹介して行きたいと思います。

   

 

 

 

 

   

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