人間の矜持とは
おはようございます。
今日はハッキリ言って愚痴、いや寧ろ怒りの記事です。でもたまにはこういうのもいいかな~とも思うのですけど、何分ご容赦願いたいと思います^^
怒りの原因はこれです。
ボートレースに関心が無い方には下らないニュースかもしれませんが、コロナに関する事、まして税金に関係する事なので是非とも目を通して頂きたいと思います。
200/1600
不正受給した選手の人数は211人に及ぶと言われています。ボートレースでは何時の時代も常時約1600人もの現役選手がいます。その内何と211人もの数の選手が悪に手を染めていたと。全体の約1/8ですよね。数人程度ならいざ知らず多過ぎます。
まず怒りを覚える事は何故申請したのかという事ですね。ボート選手も個人事業主に当たる訳ですから、確かに持続型給付金の申請の対象にはなっています。
でもその厳密な対象条件にはこうあります。
「新型コロナウイルス感染症の影響により売上が前年同月比で50%以上減少している者」と。はっきり言ってこの条件を充たしているとは到底思えません。何故ならボートレースはこのコロナ渦でもたったの一日も休む事なく去年からも毎日レースは開催されているからです。
個人的に感染し収入が減った選手はいるかもしれませんが、とてもじゃないですがこの要件を充たしているとも思えませんね。大半の選手がフライング休みで収入が減った事等を口実にして申請していたと言われています。勿論そんな事はコロナとは全く関係ありません。
世の中にはコロナの影響で本当に収入が激減し職を失った方もいます。それなのにそんな軽い気持ちで申請したとすれば正に言語道断、腐れ外道と言っても過言ではないと思います。亦金を支払った方もおかしいですよね。
競走会は受給した選手全員に返還を求めているらしいですが、返還したからといってチャラになる問題でもないと思います。
全く世の中不条理な事ばかりで嫌になって来ます。
綱紀粛正が出来ていない
ボートレース界ではこの前八百長事件が発覚したばかりです。その事で西川元選手には実刑判決が下りました。ですが競走会(ボートレース運営)は一応謝罪会見はしたものの、大した調査もせず対策も生ぬるいです。当時運営側は西川選手に対して損害賠償を求めるとさえ言っていましたがそれもしてないみたいですね。これは恐らく必要以上に西川選手を追い込めば彼が知っているであろう他の悪事、不祥事まで暴露される懸念があるからでしょう。
この時点で情けないと思うし、ユルユルですよね。こんな半端極まりない運営の仕方をしているからこそ、今回のような不祥事の再来に至ったと思います。
たまにテレビでボートレース界は如何にも厳しいみたいな番組が放送されていますがとんでもない、確かに基本的には厳しくボートレースの生みの親である故、笹川良一氏の軍隊式スタイルに依って以前までは他に類を見ない厳格な世界であったようにも思われます。ですが近年のボートレース界はそれとは裏腹に温(ぬる)い風潮が蔓延しているように感じますね。
それはボートレースファンなら尚更感じている事と思います。
人間の矜持
ま~散々文句ばかり言って来ましたが勿論中には、いや大半の選手は志を持って一生懸命頑張っていrと思います。自分が好きな白井選手や、その師匠でこの前引退した今村選手などは見るからに誠実といった風采でその姿は威厳に充ちています。本当に尊敬します。
ですが悲しいかな、そういった感じの人は少ないですね。勿論自分も人の事は言えませんし上から物を言う訳でもありません。でもどんな時代になろうともプロとして、人間としての「矜持」を忘れてはいけないと思います。それがあれば今回みたいな事は起きていなかったと思いますね。
だからこそ時には本気になって怒る事も必要だと思うのです。何か現代人は喜怒哀楽の怒と哀を忘れているような感じがします。この誰から教わった訳でもなく人間が持って生まれた4つの感情、これは4つ全てが均等に必要だと思いますね。それすら失くしてしまったら正にロボット人間になってしまうと思います。
今の時代にこういう事を言えば「意識高い系~」などと茶化す人もいるでしょう。でも自分に言わせて貰えば「お前らの意識が低過ぎるだけなんや~言うねん」って話なんです(笑)
この理屈は今のボートレースにそっくりそのまま当てはまります。ハッキリ言って今は馴れ合い譲り合いの人情レースに無気力レース、更には八百長と。「こんな事で筋が通るんかい !」と言いたいですね。
ま、そこまで文句ばかり言うのならボート(ギャンブル)など辞めろよ、という話にもなって来るのですが、それを言われると返す言葉はありません(笑)
という事で、何にせよもう少しでもまともな世の中になって欲しいと思う今日この頃です。そして自分ももっともっと精進して生きていかねばという所ですかね 😉