人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

メーテルについて

 今日4月11日はメートル法公布記念日なんですよね。1921(大正10)年、改正度量衡法が公布され、法律でメートル法を採用することが定められた。とあります。

 それがどないしたんや? と言ったのではお話になりません。それ以前の日本は寸、尺、間で表現されていたのでしょう。大工さんは今でもこの単位を用いていますよね。

 

 そしてメートルはメーテルに通じる(なんでやねん!?)

 という事で美女メーテルについての想いを綴ってみたいと思います。

 

 

 

 メーテルとは

  松本零士作の漫画及びアニメ「銀河鉄道999」などの作品に登場する架空の人物で、星野鉄郎を銀河超特急999号での旅へと導き、共に旅をする謎の美女。

 

 母親は、機械帝国の女王プロメシューム。父親は、反機械化世界を目指している ドクター・バン。母プロメシュームの命により「機械化惑星を強化する部品とすべく、鉄郎を始めとする数多くの意思強固な青少年たちを集める」という役目を担っていた。

 だが、それは同時に父親のバンによる「機械化惑星を破壊すべく、多数の同志をその中心部へ送り込む」という作戦のための行動でもあった。この相反する2つの目的を同時に背負いながら鉄郎と旅をしている。

 劇場映画第2作『さよなら銀河鉄道999』において、出身が惑星ラーメタルであることが判明した。数万年に近い寿命を持つラーメタル人だが、その肉体は冥王星の氷の下に封印されているとみられる

 

 「落ち着いた大人」「妖艶でミステリアス」「理知的で物静か」な雰囲気を纏う女性だが、虚勢を張りながら真の勇気を持たぬ者、傲慢な者、生命を軽んじる者には怒りを表し、時には激情にかられる描写もある。

 プロメシュームにとっては母親思いのよき娘であった。テレビ版の描写では、宇宙を支配しようと考える者であれば誰でもその名を知っているとされる。車掌からは「特別なお客様」と明言されている。

 その影響力は各星系により変動があるようで、一般客同然にパスの再発行を冷たく断られたりすることもあれば、ダイヤ絶対主義の999が、メーテル一人のために発車を遅らせることすらある。太陽系を離れ機械帝国の勢力圏であるアンドロメダに近づくほど影響力は強まる傾向にある。

 

感想 

  とにかく妖艶で美しく、それでいて何処か切なく冷たい雰囲気を漂わしていますが、その実は人情味に溢れていて親切な一面もある。そしてその正体はあくまでも謎に包まれていると。アニメでも他に類を見ない人物だと思います。

 強いて言えば北斗の拳のユリアのような女性でしょうか、こんな人と一緒に永の旅をする星野鉄郎は羨ましいですね(笑)

 

 このさよなら銀河鉄道999ではかなりメーテルの正体について迫っていますが、自分の主観としてメーテルはミステリアスなままで十分だと思いますね。

 それはやはり真相を知る事が怖いのでしょう。他のアニメや映画でも同じなのですが、自分のイメージするままの存在であり続けていて欲しいと思ってしまうのは勝手な理屈かもしれません。でもそれこそが観る側の正直な意見なんですよね。

 それでも怖いもの見たさで結局は観てしまいましたけど^^

 松本零士作品はこの銀河鉄道999といいキャプテンハーロックといい、壮大な宇宙のロマンがありますよね。そして何処か物悲しい、切ない雰囲気が絶妙のバランスを醸し出していて本当に面白いですね 😉