人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

サンフランシスコ平和条約発効記念日 ~ゴルゴ13

 
 今日4月28日はサンフランシスコ平和条約発効記念日で、1952年(昭和27年)、今から69年前のこの日、前年9月8日に調印された「日本との平和条約」(サンフランシスコ平和条約)が発効し、日本の主権が回復した。
  とありますが、この日本の現状で本当に主権が回復し、真の意味でアメリカから独立する事が出来たと言えるのでしょうか。自分には到底そうは思えませんけど 😕
 
 ま~硬い話はこれぐらいにして、サンフランシスコで思いつくものはと言えば自分はやはりゴルゴ13ですね。はっきり言ってデューク東郷ほど強くてカッコよくて頼もしい人はいないと思います。
 

概要

  言わずと知れた『ゴルゴ13』(ゴルゴサーティーン)。これは、さいとう・たかをによる日本の劇画で1968年11月から小学館ビッグコミック』にて連載中。
 超一流のスナイパー(狙撃手)・暗殺者「ゴルゴ13」ことデューク東郷の活躍を描く劇画である。 リイド社の単行本(SPコミックス)は2021年4月時点で200巻を数え、この巻数は日本で2番目である。2021年3月時点でシリーズ累計発行部数は3億部を突破している。 連載継続中の漫画としては日本で4番目の長寿漫画である。
 また、連載期間は2021年4月時点で52年6か月となるが、この数字は同一作家による連載漫画としては日本で4番目の長さである。
 

 見どころ

  とにかくデューク東郷(ゴルゴ13)の完璧に任務を遂行する様が痛快です。彼はあくまでもフリーランスのスナイパーで国家や組織には属さず自身が納得出来る仕事だけを請けて完璧にやり遂げます。この孤高さも大好きです。
 普段は極力感情を表に出さない実にクールで冷静沈着なデューク東郷ですが、そんな彼もごく僅かですが失敗したり、人間くささを表現しているシーンもあって笑えます。
 彼は仕事の前に必ず女を抱きます。或る意味儀式的なものでしょうか。この時点でいくら冷酷なスナイパーでも所詮は一人の男という一面が窺えますが、彼が抱いた女の数は数えきれないと思います。
 そしてこの作品を観る上で絶体に欠かせない事は彼の名台詞ですよね。自分は昔この台詞を携帯の着信音にしていた時期もありました(笑)
 彼のこの格言とも言える自分の好きな名台詞を幾つか紹介してみたいと思います。
  

『10%の才能と20%の努力 そして30%の臆病さ。 残る40%は 運だろう・・・な』


  これが一番好きな台詞なのですが、意外にも臆病さと運の割合が多い事に愕かされます。いくら完璧主義なゴルゴであっても決して自信満々、余裕綽々ではないと。この辺にも彼の哲学と人間らしさを感じますね。
 
  

『言葉や容姿だけで俺を同胞と、判断するのは勝手だが、それは、日本人が持つ一番危険な、センスだな』


 これは全く同感ですね。日本人特有の物事の上辺だけしか見ようとしない、余りにも軽薄でミーハーな精神構造を憂いたものだと察します。
 
  

『覚えておく必要のない過去は早く忘れる事だ』


 自分も忘れたい過去は沢山あります。でもゴルゴのような人にそう言って貰えると心が癒されますね~  🤣
 
 
『俺の背後に立つな』

 極めつけはこれですよね。昔よく冗談で言っていました(笑)
「俺の後ろに立つようなまねをするな…おれはうしろに立たれるだけでもいやなのでね...」というのもありますが、これこそがゴルゴ13の醍醐味とも言える台詞と思います。
 
 他にもまだまだありますが、こうして見るとデューク東郷は人格者であるようにも見えます。彼の独自の美学がカッコ良過ぎるんですよね。痺れます^^
 
 あと、同じガンマンとしてはルパンの相棒、次元大介との力関係にも関心がある所ですが果たしてどうでしょう。
 「ゴルゴ13」最高ですね 😉