人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

フェニックスの日 ~鳳凰の羽搏き

 

 今日4月29日は昭和の日でありますが、4(フェ)月29(ニックス)日でフェニックスの日でもあるんですよね。1年を通して毎日幾つのも物事が関連付けられている、一日一日に何か意味がある。そう思うとたとえ一日でも無駄に生きる事は出来ないと改めて痛感する所でありますが。

 そこでこのフェニックス(鳥の方)に関連する事でも綴ってみたいと思います。

 

フェニックスと鳳凰の関係性 

 フェニックスとはエジプト神話の霊鳥。五百年ごとに神壇の上でみずから焼け死に、その灰の中からまた幼鳥となってよみがえるという。不死永生の象徴。不死鳥。

 鳳凰は欧米では東洋のフェニックスともみなされ、英語では Chinese Phoenix 〔中国のフェニックス〕とも呼ばれている。

 過去の歴史においても現在のフィクションにおいても、フェニックスと鳳凰はしばしば相互に関連付けられたり、混同される。中国の鳳凰は西洋のフェニックスとは本来別系統のものであり、特徴も異なる。

 ただし、ペルシア神話の「フマ」はフェニックスと鳳凰の中間的な性質をもち、ベンヌ〜フマ〜鳳凰は死と再生の象徴(政治的には新王朝の到来の象徴)として日の出を告げる鳥の神格化で、神話学的に同一起源である可能性が指摘されている。

 とありますが、ま~ここはフェニックス≒鳳凰というアバウトな感覚で語って行きたいと思います^^

 

フェニックス一輝 

  まずはこれですね。聖闘士星矢に登場する青銅聖闘士で、アンドロメダ瞬の兄にして他の青銅聖闘士達の兄貴分的な人物です。

 彼は一匹狼で群れを成す事を嫌いますが、改心してからは常に星矢達の危機に駆け付け縁の下の力持ちになってくれます。

 一応青銅聖闘士という設定になっていますが、彼が使う鳳凰幻魔拳(ほうおうげんまけん)は黄金聖闘士サガの幻朧魔皇拳(げんろうまおうけん)にも匹敵する強烈な技ですかし、サガの双子の弟カノンとも互角の闘いを繰り広げた所を見ても一輝の強さは黄金聖闘士にも引けを取らないと思いますね。

 そして孤高の戦士一輝は星矢達のように馴れ合う事を嫌い、それを似非ヒューマニズムフェミニズムと蔑んでいます。でも一輝のこうした独自の美学は好きですね。それは言わばキン肉マンとキン肉アタル(ソルジャー)との関係にも似ていると思いますね。一輝の孤高の美学=アタルの真・友情パワーと言っても過言ではないでしょう。

 あとハーデス編ではガルーダのアイアコスと闘っていますが、その時は序盤劣勢だった一輝がアイアコスの技を喰らいながらも立ち上がって

「アイアコス、お前のスピードはさっきたっぷり見せて貰った、お前を倒すにはその上を行けばいい訳だ」

 と白々しい事を口にしています。これもおかしいですね。ならば何故始めからそのスピードを持って対峙していなかったのだ? という話なんです。

 聖闘士星矢北斗の拳同様ツッコミ所は満載です(笑) 

 

 

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 FFシリーズの幻獣フェニックス

 これもカッコいいですよね。自分はFF6のロックが喪った彼女レイチェル復活の為に追いかけていた魔石というストーリーが好きでしたね。 

 フェニックスの魔石は洞窟最深部にてロックによって発見されるが、ヒビが入っており、 コーリンゲンにてレイチェル復活を試みたが、その力を発揮できず、魔石は砕け散ってしまう。効果がなかったと思われたとき、レイチェルが僅かな時間だけ蘇生。 フェニックスの力で少しだけ時間を貰ったという彼女はロックに感謝の言葉を伝え、 心の中の人を愛するよう告げる。

 そして天に召される彼女の最期の祈りの力により、フェニックスの魔石はロックの手の中に復活する......。本当に泣けます 😢 

 戦闘中に召喚することで、燃え盛る翼から「転生の炎」を放ち、倒れたPTの味方全員を蘇生させる。言わば最強の回復、復活技ですよね。

 FFシリーズはこの6と3が好きでしたけど。最近のは全くやっていません(笑)

 

 

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 龐統士元

 諸葛亮孔明と共に伏流鳳雛と並び称される三国志の大軍師龐統。彼は亡くなる寸前、主君の劉備に対して

「自分は所詮飛び立つ前の雛、真の鳳凰は殿です」

 と言って人生に幕を下ろしましたが、これだけの賢人が玄徳に対しそこまで心血を注いで仕えていた 。正に至誠一貫。劉備の並外れた人徳も凄いですがこの龐統の心意気にも泣かされます。いくら時代が違うとはいえ美しい主従関係だと思いますね。

 持論としては劉備関羽張飛、超雲、そして孔明龐統、何れも健在なままで天下統一は果たして欲しかったですね。

 

 

 という事で自分が思い付くフェニックスについて語って来ましたが、実在しない霊鳥とはいえこの美しさ、気高さ、高潔さ、崇高さは正に「花鳥風月」だと思いますね。

 自分もフェニックスのように、鳳凰の如く羽搏いてみたい。いや、これは己惚れ過ぎです。鳳凰の羽搏きを見てみたいですね 😉