人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

RIZIN28 感想  ~無常感  

 

 

          移り行く  夜は儚くも  無常かな(笑)

 

 

 おはようございます^^ いや~本当に月日の経つ早さには愕くばかりですね。もはや6月も中旬、あと半月もすれば7月、2ヶ月後は盆。そして盆が過ぎればまた正月と。

 何処かで時を止めたいという衝動に駆られる事もあります(笑) これも甘ってれた考え方ですよね。しっかりと現実を直視しなければなりませんね 😒

 という事で(どういう事やねん!?)で一昨日6月13日のRIZIN28の感想でも綴ってみたいと思います。自分のようなヘタレのトーシローの意見なので多少横柄で底の浅い記事になるとは思いますがご了承のほど宜しくお願い致します^^

 

試合結果&感想

 

jp.rizinff.com

 

 結構面白いカードがあり白熱した試合が行われていましたが、その中から自分が感心のあった試合だけを見て行きたいと思います。 

 

(LOSE)朝倉未来 vs. クレベル・コイケ(WIN)

2R 1分51秒 S(テクニカルサブミッション:三角絞め) 


 この試合が一番注目されていたとは思いますが、クレベル・コイケ選手は強かったですね。当初は6対4、或いは7対3で朝倉が勝つと思っていましたけど、クレベルは柔術も然る事ながら立ち技も結構強かったように見えましたね。

 1R中盤で朝倉のパンチがヒットした時、一気に攻勢を掛けていたなら朝倉が勝ったんじゃないかと思う所ですが、クレベルもしぶとかったですね。結果は三角絞めでクレベルが勝ちましたけど良い試合だたっと思います。

 あの三角絞めは往年のグレイシー柔術を彷彿させるような漂いがありましたね。

  

(-)那須川天心 vs. 大﨑孔稀、HIROYA所英男(-)

3R 3分00秒 時間切れ


 この試合はまず3対1という設定自体がふざけていると思いましたね。空手の百人組手じゃあるまいし、いくら那須川天心とはいえ相手の選手に対して失礼だと思います。

 結果は時間切れという事ですが、これで那須川を倒せなかった3人の闘いぶりにも失望してしまいます。所英男は個人的にも好きな選手ですが、ミスターXとか大袈裟なものでもないやろとも思いましたね。そこまで人材不足なのでしょうか。

 とにかくこの試合ははっきり言って茶番でしたね。 

 

(WIN)シビサイ頌真 vs. スダリオ剛(LOSE)

3R 1分38秒 S(タップアウト:リアネイキッドチョーク)


 この試合は一進一退の攻防が繰り広げられていて結構面白かったと思います。調子に乗っていたスダリオを倒してくれたシビサイには拍手を贈りたいですね(笑)

 前回の試合では決着が着いた後も攻撃の手を止めず、更に「まともな選手とやらせてくれ」などと傲慢で不遜極まりない事を口にしていましたが、試合後の応対から察するに今回の相手はまともだったのでしょうか。どうせなら最後までヒールで通したら? とも思えて来るのですが、それは無理な注文なのでしょうか。変わり身の早い現代日本人の精神構造にも失望を覚える所ではあります。

 

 試合としてはこんな所ですかね。後は余り興味が無かったですね。 

  

格闘技は廃れてしまったのか?

 ここからが本題であるような気もするのですが、結論としては廃れたと思います。自分もプロレスを含め、空手、K1、プライド、ドリームなど格闘技の試合は随分見て来ました。ミルコやシウバ、ヒョードル、バンナ、フグ、魔娑斗、KID、ブアカーオ等、往年の格闘家達は正にスターであったと思います。

 それが今の格闘家にはスター的な存在がいないような気がします。朝倉兄弟、那須川天心、その他にも確かに強くて有名な選手はいますが、個性が無いというか魅力を感じないというのが本音ですね。

 そしてRIZIN自体が元々エンタメ志向が強い興行と言われているみたいですが、かといって強さだけを追求したUFCがそこまで面白いかと言えば自分はそうとも思えないです。

 格闘技が廃れた原因も色々とあるとは思いますが 、持論としてはこの辺、つまり理屈抜きに感性なんですよね。見ていて余り面白くないという感性に依るものが大きいと思いますね。

 

 

www.youtube.com

 

 

  そこでこの動画なのですが、前田日明朝倉未来の事を散々DISっています。それについては賛否両輪あるとは思いますが自分は尤もな意見だと思っています。

 ただ前田は現代社会に於ける格闘技の社会的な認知についても言及していて、

「もっと格闘技を応援する人達がいてもいいんじゃないかと思う」と言っています。ここが一番重要な所なんです。こればかりは誰の力を持ってしても叶えられる事では無いんですよね。つまりは時代の流れには何人たりとも逆らえないという話なんです。

 だからこそ一昔前のような格闘技全盛期なら朝倉選手も大スターになっていたとも思います。それが残念な所ではありますけど。

 要するにRIZINが茶番なのでは無くて今の世の中自体が茶番に思えて来るという話ですね。温(ぬる)過ぎるという話です。そんな時代にたとえ本物志向の格闘技をした所で流行る訳がないんですよね。

 自分としてはそういう時代の流れ、世の移り変わり、この無常の中に無情を感じる所ですかね。仏教が示すようにやはりこの世には不変のものなど一つも存在しないのでしょうか。たとえそうであったとしても、それならば尚更己が心だけでも一貫性を持って生きて行きたいという所ですかね^^

 

 という事で以上、RIZIN28の感想と、時世に対する何時ものように拙い所見でした。  今日はいちごの日なのでいちごも食べましょう(笑)

 小説の方も宜しくお願い致します 😉