7月の終わり　　しておくべき事　～心構え、抱負

　　　　　　　　　　去り際の　　態も見事な　　文月よ（笑）

　いよいよ7月も終わりを迎えますか。本当に早いですね。この前正月になったばかりと思っていましたが、もはや7月も終わり盆も間近、そしてまた正月と。

　儚きは世の常。それに抗う事ほど虚しいものは無いように思える今日この頃ではありますが、ここらで時を止めて欲しいとも思ってしまう稚拙な自分もいます。

　それにしても文月のこの鮮やかな立ち去り方も見事というしかありませんよね。立つ鳥跡を濁さずとは言いますが正に花鳥風月、自分も見習いたいぐらいです。

　そこで月末にしておきたい事、そして新しい月を迎える上での心構えと抱負ですね。色々ありますが一つ一つ抑えて行きたいと思います＾＾

月末にしておきたい事　

掃除

　ますは掃除ですね。これをしない事には話にもなりません。まず身の周りを綺麗にする事に依って心身ともにリフレッシュする事が出来ます。亦そうする事に依って過去の自分を断ち切る事も出来ます。要するに前向きになれるという事ですね。掃除一つだけでこれだけの効果があります。

　坊さんから訊いた事があります。

「掃除とは人生そのもの」

　と。形だけでなく心まで掃除するという意味でしょうか。正に有形無形、色即是空。理屈抜きに共感する所があるのですが、仏教的にはもっと深い意味があるのでしょうか。とにかく掃除が齎す効果は凄いと思いますね。

洗濯

　掃除と来れば次は洗濯ですよね。これも言うまでもない事ですが衣服の洗濯と心の洗濯という意味です。嫌な想いをした時などは衣服を洗濯する事に依ってそれを洗い流してくれる効果があります。そして綺麗に洗ったものを着る事で新しい気持ちにさせてくれるんです。

　でもここで一つ注意すべき点もあります。それは良い想いまで一緒に洗い流してしまわないという事ですね。正に取捨選択、その見極めも重要ですよね。

　掃除と洗濯はワンセットですね。

ブログ執筆

　日記でも作文でもメモでも何でも良いのですが、月の締め括りとしてその想いを書き留めておく事は大事だと思います。

　今月はどんな事をしたのか、楽しかった事、面白かった事、哀しかった事、辛かった事等々。何でも書き留めておく事に依って心の整理も出来ます。それは未練を残すという事では無く、今までの至らなかった点を改め、これからの人生の糧にして行くという事ですよね。

　自分はこの年になって今年からブログを始めたばかりです。でもこの約7ヶ月の間で結構成長したような感じがします。自分で言うのも烏滸がましいですけどそれを実感出来るのはブログに依る所が大きいと思いますね。

　それは取りも直さずこんなクソ下らない記事でも読んで下さっている皆様のお陰です。まだまだアクセスは少ないですが、これまで頑張って来れたのは偏に皆様のお陰なのです。支えてくれた方々には本当に感謝しています。もと早くからしていればと思う所でもありますが、それは悔いても及ばぬ事。これからも精進して行きたいと思っています＾＾

風呂

　いくら有形無形とはいえ実際に形として自分の身体を洗う必要もあります。風呂に入って綺麗さっぱり身体を洗い流す事は重要と思います。

　自分もこの後土曜日恒例の銭湯に行き、サウナ入って来ようと画策しているのですが、身体の老廃物を出すというのは当然心の老廃物を出す効果もあります。

　掃除洗濯同様、この老廃物を出す事に依って心身共にリフレッシュ、気分爽快、心機一転して新しい月を迎えると。これは言うなれば心の花鳥風月とも言えるでしょう。

　そして水風呂に入って身体を冷やしていると無心の裡に聴こえて来る声があります。それは言葉ではなく、形のない声です。ですから何を言っているのかは分かりません。神のお告げか仏の教えなのか、何れにしても天の声に違いないと思います。ま、小規模ながらも滝行の効果もあるのでしょうね。

　まだまだありますが、取り合えず月末にしておきたい事はこの辺りでしょうか。

心構えと抱負

　これまで語って来た事に類似して来る訳ですが、心構えとしてはやはり新しい月に臨む覚悟ですかね。遠き慮りなければ必ず近き憂いあり。先見の明を磨く事も重要だと思われます。

　特に今の時世は馬鹿には出来ません。未だコロナウィルスの感染は終息を見せませんが、ここで真に着目すべきは病気自体の怖さよりも人心の劣化なんですよね。コロナなどただの風邪と軽んじている人もいるみたいですけど、それは人それぞれの価値観に依るものなので、その事自体を批評するつもりもありません。

　ですがそれは実はコロナだけに限った話でもなく、森羅万象全ての事象に対し油断し過ぎという話になって来ます。その油断が災いして自分自身が陥ってしまう溝は結構深いと思います。それを覚悟した上で軽挙妄動に走るのなら言う事はありませんが、人間というものは死ぬ覚悟は出来ても苦しむ覚悟は出来ないものです。

　無間地獄に堕とされながらも何も感じない者など一人もいません。そうなれば正に悔いても及ばぬ取返しのつかない事態に陥る事になってしまいます。余り露骨な事までは言いたくないのですが、そういう意味ではやはり今の日本は平和ボケしているような気がして仕方ありませんね。

　もう少しでもしっかりとした意志や精神を持ち、神経を通わせ、論理的思考を重ねて人間として機能して欲しいと思います。別に上からものを言う訳でも無かったら人様を馬鹿にする訳でもありません。もしお気に障ったら申し訳ありません。

　抱負はこれまで述べて来た事を全て成就させる事ですね。するべき事を成してしっかりとした心構えを持ち、これからに備える。これに尽きると思います。

　具体的に言うと真の人間に成りたいという事ですかね。そして小説家に成るという事です。最近小説の方はさっぱりではっきり言って芳しくない状態が続いています。これは無論自分の不徳の致す所です。構想はいくらでもあるのですが、やはり文章力でしょうかね、伝え切れていない点が多いと思います。それを反省しながら頑張っているつもりなのですが、そう一朝一夕には進歩しませんね。

　まだまだ勉強不足です。それも含めてこれからも一層精進して行きたいと思っています。目指すは芥川賞。夢は大きいに越した事はないのです。

　という事で以上、7月の終わりにケジメをつけるべく自分自身に言い聞かせる為の訓戒のようなボキャのない記事でした。何処まで出来るかという話ですね。何一つ出来ない可能性もありますが（笑）

　では、ごきげんよう　😉