人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

来てるのか!?  台風襲来に対する心構えと要望

 

 

         ちはやぶる  嵐の前の  気の逸り(笑)

 

 

 いやいや、9、10、11号と次々に発生した台風が疾風の如く日本列島に襲い掛からんとしているようですが、皆様方は如何おあそびあそばされていますでしょうか?

 世間は五輪ピックにコロナ、メキシコ麻薬戦争と相変わらずニュースには事欠かない忙しなさを漂わせてますが、もうすぐ盆が来るというのにこんな状況で良いのか? と思わないでもありません。

 という事で(どういう事やねん?)今日は目前にまで迫った台風襲来に対する心構えと、その台風にもして貰いたい要望ですね。その辺の事を綴って行きたいと思います。

  

台風襲来に対する心構え 

その壱 一応の対策はしておく   


窓や雨戸をしっかりと閉める

合羽や長靴等の防災アイテムを用意しておく 

植木、庭木等は風に飛ばされないようしっかり補強しておく

側溝は掃除して水はけを良くしておく 

徒(いたずら)に海や山に川、風力発電所等には近づかない 

自ら台風の目を探し出してそこに入ろうとしない

台風パワーを自分の力に変換しようとしない

 ま、これらは今更言うまでもない、当たり前の事なのですが、改めて心掛けたいという所ですかね。

 

その弐 心の準備をしておく


 ここが最大のポイントですね。これが無ければいくら外見だけ防災対策を施した所で何の意味もありません。真の対策とは心の対策と言っても過言ではないでしょう。

 それは台風が来るからといって慌てる事など一切無いのです。寧ろ台風襲来にも毅然とした態度で立ち向かう事こそが我々人間に与えられた使命であるとも思えます。

 対策=逃げるでは無いのです。台風が来るというのならばそれに真っ向から立ち向かい、受け止めるぐらいの覚悟が必要だと思います。今こそ人間の心意気を示す時なのです。そうする事に依ってそれを軽んじていた台風も怖れを成し勢力を弱めて行きます。

 ですが真っ向から受け止めると言っても馬鹿正直に勝負を挑んではいけません。人間如きが大自然の力に勝てる訳がないのです。

 という事はどういう事か。仕事と同じであくまでも「急がず慌てず速やかに」これさえ心掛けていればいいだけなのです。決して動じてはならないという話ですね。

  これは台風に限った話だけではなく、大雨、竜巻、地震原発事故、コロナウィルス等、あらゆる災害に対して共通して言える事だと思います。

 

要望 

 台風には言いたい事も結構あります。別に天に対してヤマを返すような不遜な事を言うつもりでもないのですが、言わばせめてもの願い、童が駄々をこねているような意味合いで聞き届けて欲しいという感じですかね^^

 要望とは実に単純な話です。それはどうせ襲来して来るのならもっと腹据えて来て欲しいという話です。はっきり言って最近の台風はヘタレ同然の弱さだと思います。

 ニュースなどでも

「非常に強い勢力の台風が日本列島に近付いて来ております」

 などといった報道が成されていますが、いざ本土に上陸すると一気に弱まりそそくさと退散して行きます。

 これは自分の主観に過ぎない、そして実に不謹慎な事なのですが台風が来る前に気が逸り出すという精神的な変化は医学的観点からも証明されているようです。  

  正に自分もこの口で、台風前夜などはワクワクします。もっと来い! もっと烈しく怒り狂え! とかいくらテンションの低い自分でもこの時ばかりは昂揚感が湧き立って来ます。それなのに期待外れな台風だとテンションはダダ下がりになり逆に絶望感に充たされてしまいます。

 実際に被災された方々には本当に殺されるような不謹慎極まりない事を言っている訳ですが、これが正直な想いである事は事実です。要するに非日常が好きだという事なんですよね。

 治に於いては乱を欲し、乱に於いては治を欲す。単なる無いものねだりかもしれません。こればかりはそういう時代になってみないと分からない事ではありますけど。

 だからこそ台風が去った後の静けさなどには全く関心がありません。淋しいぐらいですね。お気に障りましたら謝ります。

 

 という事で以上、台風襲来に対する心構えと要望でした。ベランダに干してある洗濯物も風に揺らめいて来ました。皆様も御自愛して頂きたく御座候 😉