人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

立冬 ~読書週間

 

 

            晩秋に  凛と佇む  霜月よ(笑)

 

 

 いやいや、相変わらず短い春と秋という感じもしますが、移り行く四季にこそ日本特有の花鳥風月があると思えば謝意を示すに躊躇うものではありません^^

 という事で(どういう事やねん!?)、久しぶりに小説以外の記事でも綴ってみようかなと思います。

 といっても何時もの記念日ネタなんですけどね 😒 ま、今日11月7日は結構多くの記念、行事があるみたいですから書き応えはあるかなという所ですかね^^

 

立冬

 「立冬(りっとう)」は、「二十四節気」の一つで第19番目にあたる。現在広まっている定気法では太陽黄経が225度のときで11月7日頃。

 「立冬」の日付は、近年では11月7日または11月8日であり、年によって異なる。2021年(令和3年)は11月7日(日)である。

 「立冬」の一つ前の節気は「霜降」(10月23日頃)、一つ後の節気は「小雪」(11月22日頃)。「立冬」には期間としての意味もあり、この日から、次の節気の「小雪」前日までである。

 秋が極まり冬の気配が立ち始める頃なので「立冬」とされる。この頃は太陽の光が弱くなり、朝夕など冷え込む日が増える。江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧(べんらん)』では「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。言い換えれば秋の極みとも言え、実際、多くの地域ではまだ秋らしい気配が残り、紅葉の見時でもある。

 「秋分」(9月23日頃)と「冬至」(12月22日頃)の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から「立春」(2月4日頃)の前日までが「冬」となる。北国や高地では初冠雪の知らせが届く頃でもある。季語には「冬立つ」「冬入る」「冬来たる」などを用いる。 

 

 とありますね。要は冬が来るという意味だと思うのですけど、だから何やねん? と言ってしまえば話は終わってしまいます。冬が来るという事を暗示してくれている、そして季節に対する節目をつけてくれているんでしょうね。

 ま、自分には毎日が節目であるといった尤もらしい持論があるのですが、それはそれ、これはこれで暦上の節目というのも大切と思います。

 何れにしても寒くなるのはやっぱり嫌ですね。夏の暑さと冬の寒さ。どちらか一方しか選べないとすればどっちが良いですかね。

 昔知り合いのおっちゃんが言っていました。

「夏は服脱いでも暑いけど、冬は着込んだら温くなるからな」

 人それぞれとはいえこの言い方には釈然としないものがありましたね。確かに脱いでも暑さが解消されるとも限りませんが、いくら着込んでも寒いものは寒いです。

 冗談ならまだしも真顔で言っていましたから、まだ若かった自分はこのおっさんアホかと思いましたけど、そんな事を言ってはいけません。そう思い込める事は羨ましいぐらいです。

 

夜なきうどんの日

 全国で讃岐釜揚げうどんの「丸亀製麺」を展開する株式会社トリドールが制定。

 日付は暦の上で冬の始まりを告げる二十四節気の一つ「立冬」(11月7日頃)に。

 寒さが本格化する冬の夜にうどんを食べることで身体をあたためる「夜なきうどん」という食文化・習慣を伝えていくことが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

 

 とあります。これも冬に因んだ記念日みたいですね。類義語に夜鷹蕎麦なるものもありますが、この夜という文字を付けるだけで何故か理屈抜きに尤もらしく聞こえてしまうのも不思議ですね。これこそが言葉の魔法のような感じもします。

 でもそれならば昼や朝ではダメなのかという稚拙な意見も出て来ます。それに泣きながら食べなければならないのかとも。笑いながらではいけないのでしょうか。

 自分は人が蕎麦やうどんを食べている光景を見れば自然と笑ってしまいます。別に揶揄うつもりなどは全くないのですが、何か如何にも真面目に食べているなぁ~みたいな感情が湧いて来ます。

 特にテレビ番組、その最たるは時代劇で、恰も蕎麦やうどんを食べる事こそが人間の営みでもあるかのような抒情的な印象を受けます。

 ラーメンやパスタなどにはそんな感じはしないのですが、これも不思議なものです。

 

レントゲン週間

 日本放射線技師会(現:公益社団法人・日本診療放射線技師会)が2003年(平成15年)に制定。

 1895年(明治28年)11月8日、ドイツの物理学者W・C・レントゲン(1845~1923年)がX線(X-ray)を発明したことにちなんで。レントゲン博士はこの功績により、1901年(明治34年)に第1回ノーベル物理学賞を受賞した。

 レントゲン博士によるX線の発見は、診療放射線技師にとっては単に歴史的な重要性を持つばかりでなく、職業の起源となる記念すべき日でもある。このX線に代表される放射線は医療や科学の発展に多大な貢献をもたらし、特に医療分野においては放射線の利用なくして医療が成り立たないといっても過言ではない。

 この期間には、医療における放射線の正しい知識を伝え、放射線の専門家である診療放射線技師の仕事について知ってもらうために全国各地で様々なイベントが開催される。

 

 とありますね。先人達が作り上げた素晴らしい技術には感服します。ただどうせなら肉体的なもだけではなく、精神的、つまりは人の心をも可視化出来るようになれば凄いと思えるのですが、そんな発明はまず出来ないでしょうし、不要かもしれませんね。

 

読書週間

 「読書の日」は、「読書週間」(10月27日~11月9日)の一日目の日。

 「読書の日」については、書籍にも記念日として記されているが、制定した団体や目的については定かではない。

 「読書週間」は、1924年大正13年)に図書館の利用PRを目的に日本図書館協会が制定した「図書館週間」(11月17日~23日)を母体としている。その後、1933年(昭和8年)に東京書籍商組合主催の「図書祭」(11月17日~23日)に改称されたが、戦争の影響で1939年(昭和14年)には一旦廃止された。

 終戦後の1947年(昭和22年)からは「読書週間」(11月17日~23日)と改称して、読書週間実行委員会の主催で実施された。読書週間実行委員会は、日本出版協会、日本図書館協会、取次・書店の流通組織、その他報道・文化関連団体30あまりが参加して結成された。「読書週間」の目的は、読書の力によって、平和な文化国家を作ろうというものである。

 「一週間では惜しい」ということで、翌1948年(昭和23年)の第二回「読書週間」から、11月3日の「文化の日」の前後にまたがる現在の10月27日~11月9日の二週間に期間が延長された。1959年(昭和34年)に読書推進運動協議会(読進協)が発足してからは、読書週間実行委員会に代わって主催団体となった。

 

 とあります。ま、読書の秋とは言いますが、読書ほど大事なものも無いような気もしますね。

 自分の読書観としては内容やストーリーよりもやはりその本に書かれてある語彙、文章そのものに価値があるように思えます。無論ストーリーがなければ話にもならない訳ですが、画像や映像と違ってその文章の中に想像し得る自分なりの世界観みたいなものが意図せずにその心に浸透して来て、魅了という幻にも似た幻惑と己惚れを含めた優越感を与えてくれます。

 となって来ればたとえノンフィクションであっても真実などは必要ないと言っても過言ではなく、現実と幻の狭間で彷徨える心境のこそ耽美があるとも思えるのです。

 訳の分からない事を言っているように思われるかもしれませんが、自分もまだまだ読書量が足りませんし、もっと勉強したいと思っています。

 

 という事で以上、今日の記念、行事特集でした。

 小説の方も宜しくお願い致します^^

 では皆様、ごきげんよう 😉