人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

三寒四温 牡羊座アリエスのシオン

 
 という事で今日はアニメ聖闘士星矢冥王ハーデス編のレビューです^^
 

あらすじ 

 海王ポセイドン編後、中国の老師は243年前の聖戦でアテナが封印した邪悪が蘇ってくるという気配を感じ取る。 冥王ハーデスと108の冥闘士(スペクター)は地上を支配する戦いを始めるだろう。新たなる聖戦の始まり~。      

 星矢達ブロンズ聖闘士は勿論、黄金聖闘士達はサンクチュアリに襲来して来たスペクターを迎え撃ち、ハーデスを倒すべく冥界に乗り込みます。

 

 登場人物 

ペガサス星矢

ドラゴン紫龍

キグナス氷河 

アンドロメダ

フェニックス一輝 

城戸沙織(アテナ)

牡羊座のムウ

牡羊座のシオン

牡牛座のアルデバラン

双子座のサガ

双子座のカノン

蟹座のデスマスク

獅子座のアイオリア

乙女座のシャカ

天秤座の童虎 

蠍座のミロ 

射手座のアイオロス 

山羊座のシュラ

水瓶座カミュ

魚座アフロディーテ

蛇遣い星座のシャイナ

鷲星座の魔鈴

琴座のオルフェ

ユリティース 

天猛星ワイバーンのラダマンティス

天雄星ガルーダのアイアコス

天貴星グリフォンのミーノス 

パンドラ

眠りを司る神ヒュプノス

死を司る神タナトス

冥王ハーデス

 

 見どころ

その一 

  まず全体を通してグラフィックが綺麗ですよね。それまでの聖闘士星矢とは違いかなり綺麗です。でも今のアニメやゲームみたいに綺麗過ぎても何か違和感があるような気もします。これぐらいが一番良いですね 😉
 そして聖闘士星矢の中でも自分はこのハーデス編が一番好きです。この後ぐらいからグラフィックは綺麗になり過ぎてキャラデザインもユルキャラになってしまいます。これが残念でしたね~ 😒
 
その二

 その中でも特にカッコいいのが双子座ジェミニのサガと乙女座バルゴのシャカですね。この二人は当然強い訳ですが、恐らくは黄金聖闘士の中でも2トップでしょうね。
厳密にどちらが強いかと言えば難しいですが、ま~4分6でサガですかね。シャカもめちゃくちゃ好きなんですがやはりサガの「ギャラクシアンエクスプロージョン」の威力は絶大ですもんね。
 あと忘れてはいけないのが牡羊座アリエスのシオン(ムウの師匠にして前教皇
 このシオンもめちゃくちゃカッコよくて強いです。必殺技のスターダストレボリューションは銀河に舞う星屑みたいな感じで実に綺麗で神秘的に見えます。
 
 
その三

 冥界三巨頭のラダマンティスも強い。
 この天猛星ワイバーンのラダマンティスはパンドラの言いつけも守らず積極的にアテナの聖闘士退治に乗り出しますが、これがやたらと強いのです。黄金聖闘士の中でも雑魚の部類であるデスマスクアフロディーテなどは全く歯が立ちません。
 でも地上のハーデス城。ここにはハーデスの結界が張られていて冥界のスペクター以外の者は本来の1/10の力しか発揮出来なくなってしまいます。その影響でムウ、ミロ、アイオリアの名だたる黄金聖闘士達が3人掛かりで戦ってもラダマンティスたった1人にやられてしまうのです。
 これは衝撃的でしたね。でもその後、星矢は覚醒してラダマンティスと互角の闘いをしますから、黄金聖闘士達は覚醒していなかった、或いは星矢よりも弱いのかという話にもなって来ますよね。
 
その四

 聖闘士達は十二宮での戦いに打ち勝ち、冥界に乗り込み、黄金聖闘士達の活躍で嘆きの壁を突破してエリシオンに辿り着きます。
 ここでアテナの力によって神聖衣(ゴッドクロス)を纏う事が出来、タナトスヒュプノス、そしてハーデスを見事倒す事に成功する訳ですが、このゴッドクロスを初めから装着していたらもっと楽に戦いを進める事が出来た筈なんですよね。
 ま、北斗の拳同様ツッコミ所は満載なのですが、それは言わない方がいいですね。
 

最後に 

 ま~とにかく面白いですね。当時のジャンプ黄金期では自分は北斗の拳の次ぐらいに聖闘士星矢が好きですね。
 ギリシア神話が元になっているのでアニメとはいえ神秘的な雰囲気が漂っていてカッコいいです。そこに7センシズ、更にはこのハーデス編からは8センシズにまで小宇宙(コスモ)を高めます。このコスモというのは仏教の唯識論に例えているんですよね。
つまりは第8識、阿頼耶識にまで目覚める事が出来た聖闘士達は最強の存在となった訳なのです。亦それに目覚めなかれば冥界に辿り着く事も出来ないという事にも何か神秘を感じます。
 このギリシア神話とアジアの仏教を絡ませる所が何とも粋ですよね。
 
 自分も阿頼耶識に目覚め、一切の煩悩を捨て去り解脱したい所です(笑)😉