人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

GWを満喫する方法

    

            旭日の 光に泳ぐ 金魚達(笑)

 

 

 世はGW真っ盛り。麗しく爽やかな蒼穹を仰いでいると、自ずと笑みが零れます。今程に翼を持つ鳥達を羨ましく思った事はありません。天高く飛翔するヒコーキ雲にも、抱き着きたくなります (*'▽')
 それにしても月日の流れは早いですよね。光陰矢の如しとは言いますが、気がつけば正月。気がつけば五月と。光陰矢の如しとは言いますが、それと同時に己が年齢も増して行く現実には、不遜でお目出度い自己憐憫が隠せません。それとは裏腹に胸に込み上げる、無意識な逸り気の萌芽も、所詮はそんな他愛もない懊悩から抜け出したい反動に因るもので、この連休が持つ、嫋やかで厳粛な才力の表れなのでしょうか。
 気まぐれな衝動で、また久しぶりにブログを更新しようとしている自分の存在にも、不思議な懐疑が湧いて来る所ですが、軽く目を通して頂ければ幸いです^^

GWとは

 抑々GWとは一体何なのか。great waterではありません。golden weekです。単純に和訳すると黄金週間です。きらきらと輝く黄金の一週間なのです ✨ 
 wikiには1948年の国民の祝日に関する法律施行により、4月29日から5月5日までの期間に休日、祝日が集中するようになり、この期間がGW(ゴールデンウィーク)と呼ばれるようになったとあります。
 だから何? と、思わなくもない所ですが、要は偶然の一致に依って出来た、大型連休という事でしょうね。余り深く掘り下げて考える必要はないでしょう。
 ただ、その過ごし方、楽しみ方という点では熟考する価値もありそうです。ここを見誤れば、後々後悔する事にもなりかねません。備えあれば憂いなしです。という事で自分が編み出したgwを満喫する方法を幾つか紹介して行きたいと思います。

その弌 自分自身が黄金になってはいけない

 いくら黄金週間といっても、人が黄金の身体になる事は無理なのです。余りにも不遜な、過ぎた己惚れです。驕慢とは正にこの事でしょう。黄金というものはあくまでも神秘に包まれた、神々しい輝きであり、享受される事はあっても、自らが創り出せる代物ではないのです。聖闘士星矢に於ける黄金聖闘士でも、黄金聖衣を纏う事に因って初めて黄金の光が放てるようになるのです。北斗の拳に於ける元斗皇拳の使い手も同じで、想像を絶する修練を重ねた上で、漸く光輝く手を持つ事が出来るのです。だいたいアニメの話を真に受けてはなりません。あれは虚像の世界観を映じたものなのです。

その弐 幻の自分を具象化する

 とはいってもせかっくの大型連休。腐ってもGWなのですから、夢のない話ばかりしていてもつまらないです。普段とは違った趣向でこの連休を堪能してみたい気持ちになるのが人情というものでしょう。
 そこで出て来た方法が、夢想の裡に姿を現した己が存在を実際に体現してみせるといった、言うなれば正夢を自らの手で創り出すという方法です。
 それを為すにはまず夢を見る事が必要不可欠です。これをしなければ始まりません。そしてこれは実は簡単な話でもあるのです。夜眠っている時は無論、昼間ボケーっとしている時にも、想像や空想に耽る事は往々にあると思います。そこに描かれた物語を、そのまま行動に表せば良いだけの話なのです。
 たとえば海外旅行に行く夢を見た場合は、そのまま旅行に出れば良いだけで、ドライブをしている夢ならば、ドライブをすれば良いという、至って単純な話です。家でごろごろしているだけでも良いのです。犯罪さえ起こさなければ、他者に迷惑さえかけなければ、何をしても良いのです。その夢の内容が、自分の意に反するようなものであったとしても、そうする事で、満足感は得られるのです。人の思いとは行動した後に付いて来るのです。先に結果を求めるような事はナンセンス極まりない、合理主義者の虚構と言えるでしょう。案ずるより産むが易しです。

 

その参 自然と同化する

 ならば夢を見られない時はどうすれば良いのか。或いは既に予定を立てている場合は? それも簡単な話です。あるがままの自分を行動に出せば良いのです。
 どうしても夢を見る事が出来なければ、家でごろごろしていたり、その辺を散歩するだけでも、十分に心は充たされて行きます。抑々何かをしなければならない、と思う念慮こそが、いつの間にか我が身に枷を掛け、その身体を、精神を束縛し、自分を苦しめているのです。大袈裟に言えば、一生仕事もしないで、古の上人や仙人のように、或る意味では放埓の限りを尽くす、そして空虚でもある生涯を遂げてもバチは当たらないと思います。無論それで生きて行く事が出来たらの話でもある訳ですが。
 どちらかというと自分は気まぐれや衝動で動くタイプの人間ですから、予定を立てるという事はあまりしません。でも予定があるからといって、それに縛られる必要もないのです。何故なら、その予定というものも、既にして自らに枷を掛ける力を持っているからです。予定を破る事は人倫の道に反します。でも予定を破る事にも、美なる芸術の一端が存し得るとも思われるのです。これも無論勧めている訳ではありません。そういう道も有るのではと言うだけの話で、あくまでも自分の身勝手な主観で、稚拙な持論に過ぎません。

 

 以上。GWを十二分に満喫する方法。真のgolden weekerになる為の公開オンライン講座でした。go go go ! (*'▽')