人生は花鳥風月

森羅万象様々なジャンルを名もなき男が日々の心の軌跡として綴る

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

極道女子高生 十一章

十一章 誠二は師範と向かい合ったはいいが何も言えなくただ立ち尽くしていた。何故か言葉が出て来なかったのである。そんな誠二の心中を察してか少し風が吹き始めたと同時に師範は言葉巧みに喋り出した。 「お前も本当は迷ってるんだろ? 顔を見れば分かるよ…

ルパン三世 ルパンVS複製人間

マモーは「自らを産み自らを育んだ」と言っていますが、それじゃあ元祖マモーは何処から産まれたんだという疑問は鶏と卵の論争と同じなので深く考えても無意味でしょうね(笑) 自分もルパン好きの一人なのですがそんな自分の一番好きなルパン劇場版といえば…

極道女子高生 十章

十章 親分が部屋のい入って来た時から月は傘を被り風は強さを増した。 親分は床にどっかと坐りあやに勺をする。あやは少し訝りならがも勺を受け一献飲み干した。すると親分は「相変わらずいい飲みっぷりだな~」と笑みを泛べる。 「で、話というのは?」 「…

KEIKOの胸中は

小室さんとKEIKOさんが離婚ですか。 本来はこういう芸能ネタ、特に不倫ネタなどにはあまり興味はないのですが自分もKEIKOは結構好きだったので少し触れてみたいと思います。 https://news.yahoo.co.jp/articles/befe77a8c36a6e3bd27a90cdc527a1335d421867 gl…

極道女子高生 九章

九章 あやはその晩は誠二の家に泊まった。それは二人の総意でもあった。 実に心地よい眠りに就いたのだが二人共夢を観たのだ。あやの夢にはまた誠二が出て来る。今度ははっきりした夢で二人は夫婦になり倖せな家庭を築いて子供までいる。三人で手を繋いで公…

今週のお題

今週のお題「告白します」 彼方に霞む山並みに 真冬の雨の儚さよ(笑) という事で今週のお題に挑戦しようと思います。 告白します実は その一 お尻に出来物が出来易い(笑) これは20代からなんですが坐り方が悪いのか日頃の食生活の乱れから生ずるものかは…

極道女子高生 八章

八章 シンの声と確信したあやは直ぐにでも奈美を助けに行かねばならないと思ったが流石に一人では危うい、だが親父に言うのはもっと危険だと考えたあやは取り合えず誠二に電話を掛けた。誠二はこう言う「親分に頼んだらいいのでは?」と。 「いや、親父に言…

極道女子高生 七章

七章 その晩あやは久しぶりに夢を観た。ストーリーははっきりしないが大蛇に喉を咬まれる夢だった。大蛇があやの体中に巻き付きいくら足掻いても身動き一つ取れない、そしていよいよ咬まれそうになった時夢は覚めた。 汗をかいて飛び起きたあやは素早く煙草…

とんぼ

ああ、倖せのとんぼよ~何処へ~、お前は何処へ飛んで行く ああ、倖せのとんぼが~ほらぁ! 舌を出してぇぇ笑ってら カラオケに行くと絶体に歌う曲の一つなんですがスナックなんかで歌うとみんな乗ってくれて盛り上がる事も多いです。勿論下手ですけどね で…

極道女子高生 六章

六章 いよいよ長かった夏休みも終わり新学期が始まる。誠二は意気揚々とした心持で学校に通う。今や二人の仲は学校でも周知の事実となっていた。 新学期になったとはいえまだ夏も終わってはなく九月上旬は暑く誠二の半袖の学生服の上からも汗が滲み出て来る…

日常生活で感動した事

感動した事といっても、ま~最近はコロナの影響で外出が激減したとはいえ非常に少ないですね。でも一応あるにはあるので軽く紹介してみたいと思います。 まず感動とは 感動とは物事に深い感銘を受けて強く心を動かされる事。亦は感情,情動,気力などを含む…

極道女子高生 五章

五章 部屋に通された何も口にせずただ座していた。あやは女のくせに胡坐をかいている。 すると親分が「おう誠二君久しぶりだな、よく来た、どうだ面白かったか?」と意外と気さくな挨拶をしてくれた事に誠二も少しは力が抜けた思いになり素直に「はい」と答…

牙狼<GARO>

行け~風のごとく 魔戒の剣士よ 月満つる夜に 金色になれー 闇に潜むホラーを退治する魔戒騎士、その中でも最高位の称号を持つ黄金騎士ガロ。 ガロは一体何処へ向かうのか、人並みの倖せを手にする事は出来ないのか。ただホラーを狩る事だけが生き甲斐なのか…

極道女子高生 四章

四章 夏休みに入り今度は誠二から積極的にあやを海水浴に誘った。 「海か~、でも私は背中に墨入れてるからな~、そうだ、それなら親父が贔屓にしてるプールに行こうか?」 「海もプールも一緒だろ?」 「それが違うんだよ、そこは親父とは古い付き合いで貸…

ギャンブル必勝法

今日は久しぶりに自分の副業ともいえる博打の話、その中でも一番稼ぎ易い競艇、ボートレースの「奥義」を紹介したいと思います。 自分も昔は博打に嵌って借金までしていましたが或る頃から、何故儲からないのか? このまま同じようなやり方をしていたのでは…

極道女子高生 

三章 「セイヤ! セイヤ!」 道場にはけたたましい掛け声が響き渡る。初めの内は正拳突き一つ出来なかった誠二も徐々に慣れて行き今では組手の稽古まで行っていた。 あやはそれを横目で見ながら安心していた。 師範は言う「あや、この子初めての割には覚えが…

ホジュン〜伝説の心医〜

これは一昔前に思いっきり嵌っていた韓流ドラマなんですが、韓流といっても時代劇の方です。自分ははっきり言って韓流現代劇の方には興味ありません。それは何故か? こんな事を言えば反感を買うかもしれませんが、やはりメロドラマが多いような気がします。…

極道女子高生 

二章 朝になり登校のおり当番の若い衆シンが車の中で 「お嬢、昨晩は何処に行かれていたんですか?」と訊いて来た。 「だから何処だっていいだろ、一々干渉してんじゃねえよ」 「すいません、ですが久しぶりに暴れたくなって来ませんかね? 自分ら若い衆もみ…

北斗の拳のおもろい見方 3

前回好評だった「北斗の拳の矛盾点シリーズ」です(笑) いや~とにかく北斗のおかしい点は多いんですよね~。例えばケンシロウは服を何着持ってるんだ? 日々の生活はどうしてるんだ? みたいな稚拙な事まで言うつもりは無いのですがストーリー的にどう考え…

簡単な借金の返し方

借りたものは返す。 当たり前の話ですけど、それがなかなか出来ずに借金返済で困ってる方もおられるのではないでしょうか? 今日は実に簡単でシンプルな借金の返済方法を紹介したいと思います。 ポイントとしては 真面目に働いて返済する債務整理をする踏み…

極道女子高生

一章 その朝は天気が良かった。 燦然と晴れ渡る澄みきった空には一筋のヒコーキ雲が一本の矢を射たように果てしなく続いている。 あやはこのヒコーキ雲が大好きだった。 朝食を済ませたあやは日課のように愛犬のシェリーとヘルメスにハグをしてから学校に行…

(祝)ブログ1ヶ月

本日をもってブログを始めてから一ヶ月が経ちましたる事誠に目出度く申し納め候 これも偏に皆様方からの厚い御支援、御愛顧、御鞭撻によるものであり感謝申し上げ候 そもそも何故ブログを始めようと思ったのか? いや~本当に有難い事です。経ってみれば一ヶ…

サメとワニ

終章 ─行く末─ 雄二がした事とは汚職であった。 今度の再開発の件でも陣頭指揮をとっていた雄二にはそのダメージは計り知れない。 雄一が「何でそんな事をしたんだ?」と訊くと。 「図に乗ってたんだよ」 「・・・」 「みるみる出世して行く自分に酔ってたん…

北斗の拳に学ぶ人生観

前回までは北斗の拳のおかしな点等を挙げて来ましたが今回は反対に学ぶ点、勉強になる点、感動するシーン、と良い点を幾つか挙紹介して行きたいと思います。 たかが漫画、アニメで何言ってるんだとお思いになる方もいるとは思いますが、されどアニメで結構い…

政治に見るエンタメ性

皆さんおはよう御座います。今日も一日ハリキッて行こう (*´▽`*) という事で(どういう事やねん!)今日は趣味の一つでもある「国会中継鑑賞」について話をしたいと思います。 政治にエンターテメント性を求める事自体不謹慎かもしれませんが、これがあるか…

サメとワニ

八章 ─摩擦─ 「雄二、お前何しに来たんだ?」 「見ての通りさ、土地売買の交渉に来たんだよ」 「何でお前が?」 「うちの会社は不動産も手掛けててね、今回の再開発の件でも重要な地位を占めてるんだよ」 「で、ここを出て行けって?」 「その通りだよ」 「…

「潮騒」を読み終えて

言わずと知れた三島由紀夫の代表作「潮騒」 三島由紀夫の作品は全てが代表作とも云えるほど凄いものばかりとは思いますがこの作品を読み終えた感想です。 まず自分のような凡人極まりない若輩が三島由紀夫さんの作品について論評する事など恐れ多いのであり…

サメとワニ

七章 ─無明─ この雄二の言動にはまたもや雄一を憤らせるものがあった。 雄一は言う「やはりお前は変わったな、昔のお前じゃないよ」 「ああ変わったよ、人間変わるもんなんだよ、悪いか?」 「お前の変わり方は頂けないという話だよ」 「分かんないな~、何…

バレンタインの淡い思い出

今週のお題「チョコレート」 チョコレートといえばバレンタイン、バレンタインといえばチョコレートな訳ですが、バレンタインに関しての記事は昨日書いた通りですが一応紹介しておきます。 saga135.hatenablog.jp で、そのチョコレートと訊いて連想するもの…

笑ゥせぇるすまん

最近「笑うゥせぇるすまん」にちょっと嵌っているのですがそのセールスマン喪黒福造について迫ってみたいと思います。 「笑うゥせぇるすまん」とは 80年代後半から90年代にかけて流行った藤子不二雄Ⓐによる日本のブラックユーモア漫画作品、またはそれを原作…