盆に聴きたい曲
納涼の 優美漂う お盆かな(笑)
いよいよ本格的な盆に入りましたかぁ~。ついこの前七夕が来たと思っていましたが、この早い月日の流れこそが無常観の現れなのでしょうか。
何れにしてもこの盆と正月こそが日本の美の神髄にして花鳥風月ですよね ✨ もはや他の記念日や行事などは要らない感じもしますが、そんな事はありません。
という事で今日は盆や帰省に因んだ曲について語って行きたいと思います。五輪ピックは堂々と開催しておきながら帰省は控えるよう促しているお上にも憤りを隠す事が出来ませんが、ならばせめて心だけでも故郷へ帰ったような想いにさせてくれる曲が聴きたいと思い付いたものです。
でははりきって行きましょう^^
少年時代 <井上陽水>
この曲は自分が井上陽水で一番好きな曲なのですが、これこそが陽水さんの真骨頂と言わんばかりに彼の素晴らしい歌声、、メロディー、心根(音)が余すところなく表現されているといった感じがしますね。
特に陽水さんのあの柔らかい声には本当に癒されます。自分は歌もどちらかと言えば硬い曲が好きなのですが、陽水さんだけは別格ですね。正に神といっても過言ではないでしょう。
夏休み <吉田拓郎>
夏休みと一言に言っても色んなものを想像すると思うのですが、この曲は静と動で言えば正に静で夏を表現していると思いますね。
烈しいばかりが夏ではない、静かにもしみじみと夏を感じさせてくれる、その切ない曲調の中にこそ真の夏の風情、優美があると思います。そして幼い頃の淡い思い出に浸りたい時などは最高の曲ですよね。
風の盆恋歌 <石川さゆり>
やはり我らがさゆりさんですよね。盆、正月にまで恋をするんかい! と言いたくもなって来る訳なのですが、そんな事はどうでもいいのです。さゆりさんが唄えば全ては形になり美になります。
一味違った盆を感じさせてくれますね。
故郷
帰省といえば故郷、故郷といえば故郷。この曲なしに故郷は語れませんよね。これこそが日本の原風景を思わせるような日本の原点にして万物の根源であると思います。
兎追いし○○、小鮒釣りし○○などと友人の名前を入れて昔よく替え歌にしてふざけて唄っていました。それをし過ぎて喧嘩になった事もありましたけど(笑) 懐かしい思い出です。
正に心が洗われる曲ですよね。
乾杯 <長渕剛>
最後はこれです。長渕ファンとしてはこの曲を挙げない訳には行きません。
「あれからどれくらい経ったのだろう、沈む夕日を幾つ数えたろう、故郷の友は今でも君の心の中に居ますか」
このフレーズだけでも泣きが入ります。
ま、故郷を想わせる場面はここだけなのですが、その追憶から現代、そして将来、未来へと繋がって行くこの美しい流れ。これこそが自然の理であって、人間に見る美の象徴だとも思えます。
特にあの当時の長渕がこの曲を唄っている姿は最高にカッコいいです。今とは別人のようにも見えるぐらいです。いや~あの頃の長渕は本当に良かったです、神がかっていましたね。勿論今もいいのですけどね。
という事で以上、盆に聴きたい、故郷を感じさせてくれるような自分の好きな曲を挙げてみました。他にもまだまだあるのですけど、取り合えずはこんな所ですかね。
故郷自体が無い、生まれも育ちも同じという方も結構いるとは思いますが、形はどうでもいいと思います。たとえ故郷が無くとも心の故郷はある筈です。それはつまり地元を想う情義、情愛であり、幻の故郷を想う情念でもあります。
皆様も良いお盆を 😉